障害児虐待防止研修

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令和4年度より義務化
現場で活かせる障害児に
特化した
虐待防止研修

【オンライン開催】全国どこからでも受講可能

障害児虐待防止研修について

児童福祉施設では、事業所ごとの職員数が少ないため、児童の特性に対して適切でない支援を行っていても、他の職員が気づかず、正しい支援へと改善を促しづらいことがあります。 適切な支援を行えないことによる「障害児に対する虐待」は近年増加しています。
この状況に対して、厚生労働省は令和4年度より、障害者支援施設等に、利用者の人権の擁護・虐待の防止等のための体制整備と従業者に対する研修等の措置を義務付けました。
スマートキッズでは障害児虐待防止への取り組みとして、障害児に特化した虐待防止研修をオンライン双方向型で提供します。

あなたの事業所で、こんなことありませんか?

事業所運営においては・・・

  • 年に1度、全従業者に虐待防止研修を実施するのは負担が大きい
  • 虐待防止は必要とわかっているが、どのような従業者教育が適切かわからない
  • 対応が難しい利用者の支援に悩み、従業者が離職することがある
  • 支援者にとっては・・・

    • 虐待だと誤解されそうで、利用者の行動を適切に制止することができない
    • 「あの対応は虐待なのでは?」と思う場面を見かけても、同じ事業所で働く仲間には指摘しづらい
    • 自分の行っている支援が虐待になっていないか不安だが、どう改善していいかわからない

スマートキッズだからこそ提供できる、障害児虐待防止研修の特長

1.障害児と障害児施設に特化した内容で構成

自閉症等の障害がある児童について、事業所内で虐待が起こる理由や現在の対応状況を分析し課題を見つけます。
自閉症や強度行動障害等、特性のある児童の日々の生活にフォーカスした実際の対応方法について検討できます。

2.実際の支援に基づいたグループワークによる事例検討

自身の職場や事業所の現状を踏まえて児童虐待に繋がる支援の「グレーゾーン」を認識し、日々の支援が生む小さな虐待の芽について見つめ直します。
現在の状況から自身ができる支援方法を学ぶことで、明日からの支援や事業所運営に活かせます。

3.研修作成者も講師も現任支援者

実際に放課後等デイサービスや児童福祉施設で勤務する心理士を中心に構成した専門家チームが研修カリキュラムを編成、現役の支援者が講師を担当します。
研修内容に沿って、講師が自身の支援経験にもとづいた児童対応、虐待防止のための取り組みをお伝えします。

研修の効果

メリット1

オンライン研修なので、事業所内や自宅をはじめ、受講に適した環境(講義に集中できる環境)であれば場所を問わず手軽に受講できます。

メリット2

従業者全員が本研修を受講することで、義務化された虐待防止/身体拘束等の適正化の推進における「従業者への研修実施」を完了することができます。

メリット3

付属の研修報告書のフォーマットを活用すれば、研修受講後に簡単に報告書を作成できます。

メリット4

障害児の特性と適切な支援を理解することで、従業者の支援への不安や自信のなさを軽減し、明日からの実際の支援に活かせます。

メリット5

他事業所の支援者と意見交換することで、日々の支援を振り返り、さらに広い視野で適切な支援について検討することが可能です。

対象者

障害児通所施設・入所施設従業者および今後従業予定の方

研修カリキュラム概要

研修には初級研修とテーマ別研修の2種類があります。
初級研修は、虐待防止における基礎知識と事例研修(虐待種別)・事例研修(身体拘束)の3種類で構成しており、虐待防止の基礎知識を学びます。
テーマ別研修は、基礎研修の知識を保有していることを前提とした発展的な内容です。
初級研修受講後に、事業所の課題に合わせて、テーマ別研修を受講ください。

研修の構成

1.初級 虐待防止研修
2日間完結(3時間×2日)
「虐待防止における基礎知識」
2.初級 事例研修
1日完結(3時間)
※1.初級虐待防止研修を受講済みの法人のみ受講いただけます。
「初級事例研修(虐待種別)」
「初級事例研修(身体拘束)」
3.テーマ別研修
1日完結(3時間)
※2.初級事例研修を受講済みの法人のみ受講いただけます。

全従業員対象研修 
「事業所内全体で考える風通しの良い職場づくり~アサーショントレーニング~」
「虐待を受けた子どもへの影響と必要な対応」

管理者レベル対象研修
「虐待防止のための事業所整備」
「事業所内における支援に関わる計画管理」
「事業所管理者として考える風通しの良い職場づくり」
「事業管理者として考えるチーム支援」

各研修の概要と詳細

1.初級虐待防止研修(計6時間) 
レベル ★

事業所内で発生する可能性がある児童虐待に関する基礎知識について学びます。
虐待の種類やその概要を理解し、「なぜ、児童福祉施設において虐待が起こるのか」虐待発生のメカニズム、虐待の現状について把握します。
また、実際に支援者として虐待に繋がらないための支援や日々の自己管理についてワークを通して検討します。

研修の様子がサンプル動画でご覧になれます。

虐待防止における基礎知識
1 虐待防止研修の意義と目的
2 児童虐待防止に関する法令
3 児童虐待の種類・定義
4 身体拘束の種類
5 虐待が子どもに与える影響
6 虐待かもと思ったら
7 通報後の対応
8 虐待のグレーゾーン
9 虐待に繋がる小さなできごと
10 虐待をしないために自分ができること
2.初級事例研修(各3時間) 
レベル ★★

初級虐待防止研修にて学んだ虐待の種別と身体拘束について、グループで事例検討を行います。
現役支援者をファシリテーターとして配置し、児童福祉現場で発生する様々な虐待のグレーゾーン事例を題材に、「虐待とは何か」「適切な支援とは何か」を考えます。

初級事例研修(虐待種別)
1 事例検討と実施の目的
2 身体的虐待
3 性的虐待
4 心理的虐待
5 放棄・放置・ネグレクト
6 経済的虐待
初級事例研修(身体拘束)
1 拘束の原則
2 事例検討とは
3 身体拘束
(フィジカルロック)
4 薬物拘束
(ドラッグロック)
5 言葉の拘束
(スピーチロック)
6 身体拘束を避けるために
3.テーマ別研修(各3時間) 
レベル ★★★~★★★★★

初級研修で学んだ事例やワークよりもさらに発展した研修となります。
各テーマによって、全従業者・事業所管理者といった対象者と研修のレベルが異なります。
事業所内での記録等の整備や職員全員でチームで対応する虐待防止の取り組みについて考えます。

全従業者向け研修
虐待防止に向けて、一人ひとりの従業者が身につけたい専門的知識について検討します。

事業所内全体で考える風通しの良い職場づくり~アサーショントレーニング~
虐待を受けた子どもへの影響と必要な対応

管理者向け研修
事業所管理者として虐待を発生させない支援の在り方、事業所づくり、従業員同士のコミュニケーションなどについて検討します。

虐待防止のための事業所整備
事業所内における支援に関わる計画管理
事業所管理者として考える風通しの良い職場づくり
事業管理者として考えるチーム支援

費用

※下記金額で最大4名までご受講いただけます。受講の有効期限は初回受講日から6か月です。有効期限内にご受講ください。

研修名 金額 初級研修セット
初級虐待防止研修 ¥48,000(税込み) ¥100,000(税込み)
初級事例研修(虐待種別) ¥32,000(税込み)
初級事例研修(身体拘束) ¥32,000(税込み)
テーマ別研修 ¥32,000(税込み)

※5名以上のご受講をご希望の場合は、1名につき、下記の金額が加算されます。

研修名 金額
初級虐待防止研修 ¥12,000(税込み)
初級事例研修(虐待種別) ¥8,000(税込み)
初級事例研修(身体拘束) ¥8,000(税込み)
テーマ別研修 ¥8,000(税込み)

研修日程(2023年度)

研修時間:9時30分~12時30分

初級研修
日程
9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
初級虐待防止研修
2日完結(3時間×2日)
13日(水)
14日(木)
16日(月)
17日(火)
20日(月)
21日(火)
4日(月)
5日(火)
22日(月)
23日(火)
13日(火)
14日(水)
4日(月)
5日(火)
初級事例(虐待種別)
1日完結(3時間×1日)
18日(水) 11日(月) 15日(木)
初級事例(身体拘束)
1日完結(3時間×1日)
15日(金) 22日(水) 29日(月) 18日(月)
テーマ別研修
日程
10月 11月 12月 1月 2月 3月
事業所内全体で考える風通しの良い職場づくり
~アサーショントレーニング~
31日(水) 30日(火)
虐待を受けた子どもへの影響と必要な対応 14日(火) 19日(月)
虐待防止のための事業所整備 12日(火) 19日(火)

お申込みから受講までの流れ

STEP1
当社指定の申込サイトからご希望の研修を選択し、お申込みいただきます。
※お申込みは研修日の7日前までとなります。
STEP2
研修日の概ね5営業日前までにダウンロード教材、zoomのURL、ミーティングID、パスコードをご案内いたします。
※教材は研修日の5日前からダウンロード可能です。事前に印刷してご使用ください。
STEP3
研修開始の5分前にはzoomに入室し、研修開始をお待ちください。
テキストやワークシートを広げることができるデスク等、また周囲の音や人の動きが受講の妨げにならない環境をご準備ください。

よくあるご質問

申込み・料金等について

どのような支払い方法がありますか
「クレジットカード(VISA、Master、American Express、JCB、Diners )」「コンビニ決済」「d払い」「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い」「銀行振込」「PayPal」「PayPay残高」「楽天ペイ」よりお選びいただけます。
セットで受講すると割引になりますか
初級研修セットは割引価格にてご提供しておりますが、他の受講の組み合わせでのセット割引はございません。
領収書を発行してもらえますか
領収書はお支払い時にご利用されたクレジットカード明細やコンビニ決済控えをもって代えさせていただいております。

受講方法について

テーマ別研修だけ受けたいのですが可能ですか
テーマ別研修を受講するには、法人内のどなたかお一人が初級虐待防止研修、初級事例研修(虐待種別)、初級事例研修(身体拘束)の3つの初級研修の内容を全て受講完了している必要があります。
初級事例研修だけ受けたいのですが可能ですか
初級事例研修だけを受講することはできません。初級事例研修を受講するには、法人内のどなたかお一人が初級虐待防止研修を既に受講完了している必要があります。
初級研修セットの3講座をそれぞれ違う職員で受ける事はできますか
同一法人内であれば、初級研修セットをお申込みいただき、3講座それぞれを別の方にご受講いただけます。
初級事例研修は2種類ありますが、受講の順番はありますか
「初級事例研修(虐待種別)」「初級事例研修(身体拘束)」のどちらからでもご受講いただけます。

オンライン受講について

研修時間はすべてzoomで参加ですか
はい、本研修は全てオンライン研修であり、全てZoomでご受講いただきます。受講者の皆さまには研修開催日の概ね5日前までにZoomURL、ミーティングID、パスコードを送付します。
自宅や事業所ではない場所からの受講は可能ですか
自宅や事業所に限りませんが、受講に適した環境(講義に集中できる環境)で参加いただけるようお願いいたします。
受講中はメモや個人ワークでペンを動かしたり、Zoomのチャット機能を使用してリアクションしたり、グループワークや発表で発言いただくことが求められます。
テキストやワークシートを広げることができるデスク等、また周囲の音や人の動きが受講の妨げにならない環境をご準備ください。
受講に必要なものは何ですか
受講者ごとにパソコン・スマートフォン・タブレットのいずれかをご用意ください。
講義中ワークがありますので、固定化して両手で作業が出来る環境をお願いいたします。
教材は研修日の5日前からダウンロード可能です。事前に印刷してご使用ください。

その他

こちらの研修を受講すれば、従業者への研修実施を対応したことになりますか。
はい、虐待防止/身体拘束等の適正化に関する基本的な知識の習得と事例検討ができる研修です。
受講後には研修報告書フォーマットを配信しますので、実施の記録としてご活用ください。