2022.11.25
【ジュニア行徳】11月の避難訓練 ~不審者対応~
こんにちは!ジュニア行徳教室です☆
朝晩と日中の気温差が大きい季節ですね。お身体に気を付けてお過ごし下さいm(__)m
さて、今回紹介するのは、11/7(月)に実施した「避難訓練」です!
「避難訓練」というと、地震や火災、大雨など「自然災害」に対するものをイメージされる方が多いと思います。
今回の避難訓練では、「不審者対応」をテーマに、不審者とはどんな人か、不審者に出会ったときにどうすればよいかを生徒に考えてもらいました。
まず初めに、「不審者とはどんな人か?」についてスタッフがレクチャーします。
「不審者=怪しい人、怖い人」というのが世間一般の認識でしょうか。
「見た目」(服装など)や「行動」が判断基準になるのかもしれませんが、人は見かけだけでは判断できないのも事実です…。
そこで、防犯標語「いかのおすし」について確認しました。
・(知らない人に)「ついて『いか』ない」
・(知らない人の車に)「『の』らない」
・(知らない人に連れて行かれそうになったら)「『お』おごえをだす」
・(声を掛けられたり、追いかけられたりしたら)「『す』ぐにげる」
・(怖いことがあったら、近くの大人に)「『し』らせる」
この防犯標語が生まれた背景には、過去に不審者が学校に侵入して引き起こした傷害致死事件があるそうです。
そのため、子どもたちに「自分の身は自分で守る」ことを早い段階から理解してもらおうと生み出されたのが、覚えやすく語呂の良い「いかのおすし」だったと言われています。
続いて、ロールプレイを通じて、不審者に出会ったときにどのような行動を取れば良いかを確認しました。
不審者役のスタッフが生徒に声を掛けます。
「ねぇねぇ○○さん、おばちゃん、美味しいお菓子を沢山持っているんだ。おばちゃんの車までおいでよ」
不審者役のスタッフから声を掛けられましたが、「行きません!」と言って誘いを断り、逃げることができました。
ロールプレイはセリフ等を変えて、複数回行いました。
「ねぇねぇ○○さん、おばちゃんの車に乗って一緒にドライブに行かない?おばちゃんの車までおいでよ」
大好きなドライブに行ける!と思ったのか、この生徒は不審者役のスタッフの誘いに乗ってしまい、ついていってしまいます…。
このままでは本当に連れて行かれてしまいます…。
その場面を見た別の生徒が、「○○ちゃん、ついていっちゃダメ!連れて行かれちゃうよ!」と声を掛け、助け出しました。
間一髪でしたね~。連れて行かれなくて良かったです(・_・;)
ロールプレイでは、「(子どもが)知っている人の名前を出す」という手法も取り入れました。
知らない人であっても、「(子どもが)知っている人の名前」を出されると、警戒することなくついて行ってしまうこともあるからです…。
「ねぇねぇ○○さん、あそこでスマートキッズの××さんが呼んでいるよ。一緒に行こう」
声を掛けられた生徒は判断に迷う様子を見せていましたが、最終的には不審者役のスタッフの誘いを断ることができていました。
今は一人で行動する機会が少ない生徒でも、学校卒業後は通勤・休日など「一人」で外出する機会が増えてくることが予想されます。
犯罪の多い世の中であり、悪意を持った人がいるというのも事実です。「知らない人にはついて行かない」「自分の身は自分で守る」ことを身に付けてもらいたいと思います。
次回のブログもお楽しみに!