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スマートキッズソリス

スマートキッズソリスとは

スマートキッズソリスとは

スマートキッズは、2012年5月に小学生向け集団療育を中心とした放課後等デイサービス教室をスタートしました。その後、ご利用者さまのご要望に応える形で、未就学児向け、中高生向け教室を開設しました。
スマートキッズソリスは、未就学児から高校生までを対象とし、様々な療育スタイルで一人ひとりのお子さまに最適な療育を専門的な視点から提供する新しい療育支援教室です。
「多くの成功体験を導き未来を築く」というコンセプトから、苦手の多いお子さまが、小さな成功体験を積み重ねられるよう、10年を超える療育支援経験を踏まえてプログラムを設定し、自己肯定感の醸成、将来の自立に向けて自分らしく生きていける自信を育みます。

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実際の生活場面と療育場面では様々なギャップがあります。「1対1で指導員と取り組んでできても、実際の学校や園ではなぜかうまくできない」「学校や園では練習したことが発揮できない」などといったお子さまも少なくありません。しかし、実際の生活ではほとんどが「集団活動」です。お友達とのコミュニケーションの中で困った際には、周囲の大人に助けを求めたり、大人の助けをかりることで、自分の気持ちをお友達に伝えたりすることが求められます。さらに、集団内で指示を聞いて自分のするべきことを理解して行動することや周りに人がいても自分のやるべきことに集中して取り組むことなどが求められます。
また、私たちは日々、相手とコミュニケーションを取ることで人間関係を構築します。コミュニケーションは、集団での生活における最も大切なことのひとつです。そのため、個人で練習するだけでは足りない部分もでてきます。ひとりからふたり、それからお友達みんなとやりとりすることで、多様なコミュニケーションができるようになります。
スマートキッズソリスでは様々な療育の場を提供し、お子さま自身がその時の課題を適切な場や相手と練習することで、お子さまにとっても保護者さまにとっても、より「できることが増えた」「自信につながった」といった実践的な成功体験へとつなげます。

サービスの特徴

  1. お子さまがグループ内で個人の課題に取り組む時間、お子さまが小集団のグループで同じ課題に取り組む時間、利用日時が同じお子さま全員が一緒に課題に取り組む時間など、様々な場面を設定をすることで、より実生活に近い状況で課題にアプローチします。
    また、それぞれの取り組みの状況から指導員がお子さまの様子を見立てることで、お子さまの課題を発見します。
  2. 支援の中でのお子さまの様子を指導員が丁寧に見立てることで、学校や園でのお悩みが見えてきます。また、この見立てにより、発達段階にそった課題をスマートキッズソリスで予測し、先回りした支援が可能となります。
    個別から集団まで、生活場面に近い実践的な療育を通じて、お子さまは十分に練習を積むことができます。この経験から、学校や園などの実践の場でも安心して、自分の力のみで課題に取り組むことができます。

サービスの目的の図

お子様の支援について

放課後等デイサービス:スケジュールの例

放課後等デイサービス:100分(支援95分、フィードバック5分)
5 はじまりの会 スケジュール確認、内容確認
30 個別課題
グループA
小集団課題
グループB
5 子どもフィードバック・活動転換準備
30 小集団課題
グループA
個別課題
グループB
20 全体課題
5 終わりの会
5 保護者:グループフィードバック

児童発達支援:スケジュールの例

児童発達支援:100分(支援95分、フィードバック5分)
10 はじまりの会(アクティベーション)
スケジュール確認、内容確認
25 個別課題
グループA
小集団課題
グループB
5 休憩
25 小集団課題
グループA
個別課題
グループB
20 全体課題
5 終わりの会(レビューイング)
5 保護者:グループフィードバック

各教室時間割について

児童発達支援、放課後等デイサービスのどちらも、支援時間は保護者さまへのフィードバックを含めて100分です。

※教室により、開室日と開室時間は異なります。
教室ごとの時間割をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

支援対応について

お子さま一人ひとりの課題にそって、指導員がきめ細やかにアプローチします。
小集団の中では、グループに分かれてお子さまたちが同じ課題を実施することで、個人で学んだことを練習することができます。また、利用日時が同じお子さま全員で同じ課題に取り組む際には、小集団よりもさらに発展させたかたちで行い、園や学校での活動の予行演習ができます。

3段階の支援の例:【課題】順番を守ることを学ぶ

  1. 「順番を守ること」についてワークシートでルールを確認する。
  2. 少人数のグループ内でのロールプレイで他児と一緒に事例にそった内容で練習する。
  3. 利用日時が同じお子さま全員でゲームを行い、「順番を守る」ことを実践する。

放課後等デイサービスガイドライン・児童発達支援ガイドラインにおける支援の5領域の支援

厚生労働省が2024年3月に提示した「放課後等デイサービスガイドライン・児童発達支援ガイドライン」では、以下の5領域において、将来日常生活や社会生活を円滑に営めるように支援することが障害児の療育の目的として示されています。

「健康・生活」
「運動・感覚」
「認知・行動」
「言語・コミュニケーション」
「人間関係・社会性」

スマートキッズソリスでは、ガイドラインにおける支援の5領域の内容にそって、バランスよく課題に対してアプローチします。

保護者さまへの対応

支援動画の視聴

訓練室に設置した俯瞰カメラにて撮影した支援全体の様子を、各教室の待合室のモニターもしくは備え付けのタブレットで、リアルタイムに確認できます。

フィードバックについて

当日実施のお子さまのグループ毎に、担当した指導員がフィードバックを行います。
フィードバックでは、当日の療育の目的と内容およびグループでのお子さまの取り組み状況が中心となります。ご利用の記録として、当日提供した療育の目標に対してお子さまがどの程度取り組めたか、何が今後の課題となるかなどを担当した指導員が評価し、療育内容の詳細をお伝えいたします。
また、フィードバック時には、家庭でのホームワークの提案も行います。これによりご家庭と教室の一貫した支援を実現し、お子さまのさらなる成長を促します。

記録の配布について

各月ごとに実施の療育内容をまとめた記録を個別でお渡しします。

個別相談について

個別で家庭や学校での様子の共有・相談に対応します。面談をご希望の方は各教室でご案内する授業アンケートにご記入ください。
個別相談は、対面での相談に加えてオンラインでの対応も可能です。教室の来室日以外でも、ご家庭から、MeetやZoomを用いて相談のお時間を設けることが可能です。お子さまの家庭でのお困りごとや兄弟との関わり、保護者としての関わりなど、教室の指導員と相談することで、教室での課題設定に反映し、連携した支援を提供します。

関係機関との連携について

個別相談の中で学校や園・他事業所との連携をご希望の際には、各関係機関に確認の上、訪問対応します。
スマートキッズソリスでの支援内容の共有に加え、お子さまの取り組みに対するスモールステップでの支援を提案することで、お子さまの生活を総合的に支援できるよう努めます。

ADLプログラム監修、療育アドバイザー

鴨下賢一

鴨下賢一
【略歴】
《経歴》
作業療法士。専門作業療法士(福祉用具・特別支援教育・摂食嚥下)
1989年静岡医療福祉センター入職。
1993年より静岡県立こども病院へ入職し、2019年3月退職
2019年4月より株式会社児童発達支援協会設立
2019年7月よりリハビリ発達支援ルームかもん開始
特別支援学校等への教育支援、発達障害児に対する福祉機器の開発も数多く手掛ける。

《著作等》
作業療法士が行うIT活用支援 医歯薬出版株式会社
発達障害の作業療法(基礎編・実践編)(共著) 三輪書店
発達が気になる子へのスモールステップではじめる生活動作の教え方(単著)中央法規出版
発達が気になる子の脳と体をそだてる感覚あそび(共著) 合同法規出版
発達が気になる子への読み書き指導ことはじめ(単著) 中央法規出版
発達が気になる子への生活動作の教え方(共著) 中央法規出版
学校が楽しくなる!発達が気になる子へのソーシャルスキルの教え方」(共著)中央法規出版
家庭で育てる 発達が気になる子の実行機能 (共著)中央法規出版
教師が活用できる 親も知っておきたい 発達が気になる子の学校生活における合理的配慮 (共著)中央法規出版

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