2023.02.07
【プラス船堀(児童発達支援)】姿勢保持
こんにちは!
スマートキッズプラス船堀(児童発達支援、通称トト船堀)です。
私たちは、江戸川区松江にある児童発達支援の事業所です。
おおむね2歳6か月から就学前までのお子さまを対象に、オーダーメイドの個別支援を行っております。
今回は、「姿勢保持」についてご紹介します。
ご家庭や園生活などにおいて、「食事時に姿勢が崩れてしまう」、「椅子に長時間座ることが難しい」など、座位姿勢について気になる場面はありませんか?
私たちの教室では、お子さまの身体の大きさや座位の特徴などに合わせて、姿勢保持を手助けするアイテムを準備し、環境の調整を行っております。
全てのアイテムに共通するテーマは「支えどころを作ってあげること」です。
今回は、このテーマに基づいて4つのアイテムをご紹介します。
●肘掛け
上半身の身体を支えるための力が弱く、長時間座っていると身体が横に倒れてしまう傾向のあるお子さまには、このような肘掛けを設置することがあります。
横にもたれることができるものを設置することで、肘で身体を支えられるようになり、座位姿勢を楽に保てるようになります。
●突起のある座布団
お腹周りの筋力が弱く、椅子に座るとお尻が前方にずれてきてしまうお子さまには、このように突起の付いた座布団を敷くことが効果的です。
突起部分がストッパーになり、前にずれることなく、真っ直ぐな姿勢を保つことができます。
●机と椅子
通常、概念形成のプログラムでは、座布団を使用して座卓で課題に取り組んでいきますが、身体が左右や後方に傾いてしまう傾向があるお子さまには、机と椅子で取り組んでもらうことがあります。
前に肘を置ける高さの支えがあることで座位が安定し、課題への集中度もアップします。
●足台
座位姿勢を安定させるためには、足の裏が安定することも大切です。
身体が小さく、椅子に座った際に足が地面につかないお子さまには、このような足台を使用し、足場を安定させるといった環境づくりを行っております。
●お子さまに合わせた環境調整と体づくりを
初めに記したように、お子さまによって身体の大きさや座位の特徴は異なります。
それぞれの特徴を考慮した上で、課題や本来の目的に集中して取り組めるような環境づくりをしていくことが大切です。
また、目的に合わせた運動課題を設定することも、姿勢保持が上手にできる身体を作るための重要な要素となります。
私たちはこれからも、1人ひとりのお子さまに合わせた環境づくりや課題設定を行い、オーダーメイドの個別支援を行っていきたいと思います。
次回は、「模倣ダンス」をテーマにお届けします。
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スマートキッズプラス船堀(児童発達支援)
所在地:東京都江戸川区松江4-12-7 山種小松川ビル1階
最寄駅:一之江駅からバス7分 [新小22]新小岩駅前行き乗車→松江下車