2020.03.30
【おうちdeスマート】もしも入れ替わったら…?
こんにちは。
臨床心理士の小島です。
今日紹介するのは「もしも入れ替わったら…?」です。
皆さんは、人生に一回くらい、あこがれのあの人になってみたい、とか
あのキャラクターと変わりたい、と
思ったことはありませんか?
この活動は、そんな思いを実践してみちゃうものです!
そう!くじを引いて出てきたお題の人と入れ替わらなければいけないのです!
「スマートキッズのスタッフ」を引きました!
入れ替わりましょう!
赤ポロシャツを着れば、すっかり「スマートキッズのスタッフ」です。
皆さんにも覚えがあるかもしれませんが、
憧れのあの人を真似した事はありませんか?
私は、ある漫画家が大好きで、
その漫画家がご自身の事を「わし」と呼ぶのを知った瞬間に、
「私も『わし』と呼んだら、あの方に近づけるかもしれない」
と思い至り、自分の事を「わし」と呼んでいました。お恥ずかしい。
このまねっこを心理学の専門用語で「モデリング」と呼びます。
「もしも入れ替わったら…?」これは「モデリング」を応用した活動でした。
モデリングは人の成長や発達をうながす大事な要素なのですが、
この出発点が「観察」になります。
じっと人を観察していると、意外なことに気付きます。
「あの人、笑う時、口に手をおさえてることが多いな」とか、
「考えてるとき、斜め上を見ているなあ」とか。
意外なあの人の、意外なくせ。
見つけてみたら面白いかも?
それでは、おうちでもやってみましょう。
まずは、観察です。
親子でやるなら、真正面に座ってお互いの様子を真似っこしてもいいかもしれません。
頬杖をついたら、頬杖をついてみる。
ピースを作ったら、ピースを作ってみる。
さて、次は少し応用してみましょうか。
ごはんの前、出かける前、ほんの一言を入れ替えてみる、というのはどうでしょう?
「いただきますの前、お母さんなら、なんて言うでしょう?」
「出かける前、ドラえもんなら、なんて言うでしょう?」
ついでに皆さんもお子さんと入れ替わってみてもいいかも?
皆さんも新しい発見があるかもしれません。
どうでしたか?
ぜひやってみてください。
また明日もお楽しみに!