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2020.03.25

【おうちdeスマート】ちくちくさん、ふわふわさん


こんにちは。

臨床心理士の福本です。

今日ご紹介するのは、ちくちくさんふわふわさんです。

 

 

ちくちくさんとは、イヤな気持ちになってしまう言葉、悲しい気持ちになってしまう言葉、

ふわふわさんとは、嬉しい気持ちになる言葉、元気になる言葉のことです。

 

お友達とのかかわりの中で、よくあるシチュエーションのイラストや言葉を見ながら、

ひとりずつ、ちくちくさん」「ふわふわさんのカードを持って、クイズスタート!!

  

 「ごめんなさい」は、ちくちくさんかな? ふわふわさんかな?

ふわふわだと思う!」

「わたしもそう思う!!」

みんな、自分の考えを伝えることができていました。

 

この気持ちや発言の擬人化。

いろんなことに使えるんです。

例えば

相手に嫌なことをつい言ってまう・してしまう → イジワル

怒って気持ちが落ち着かないとき → トゲトゲ

悲しくて涙が止まらないとき → シクシク

楽しくて笑顔いっぱいのとき → ニコニコ

ちょっと想像を膨らませればポジティブ・ネガティブ両方のいろいろなが考えられますね!

このように、気持ちに当てはめることで、

その子がついやってしまうことやネガティブなことを直接注意せず、

のせいにして間接的に注意することができるのです!

 

おうちでお子様からちょっときつい言葉が出た際、

「それは言っちゃだめ!」と言うと、

こどもたちの中には  怒られたという気持ちになる子や

怒られた事実だけが残って何がダメだったのかわからなくなることがあります。

 

そこ

「それはちょっとちくちくだなあ。」と伝えるだけで、

 “もう使わない方がいいな”とぱっと受け入れてくれます。

 

この方法を子どもたちがぱっと理解して自然に使えるようになると、

おうちの方の “注意してしまった・怒ってしまった・言い過ぎてしまった”

を少し減らすきっかけにもなるかもしれません!

おうちの方もお子さんも嫌な気持ちが少し薄まりますね。

 

実際にワークのような形でおうちでやるときは、

たとえば、言ってしまった言葉を

メモに残しておくのはどうでしょう?

少したまった時に

ちくちくさん」「ふわふわさん」を、一緒に分けてみます。

どんな時に言っちゃったかな?どういう気持ちだったのかな?どんながいたのかな?

その時から少し離れることで、

もしかしたら、その時気づかなかったことに

気づくかもしれません。

 

簡単な当てはめ、型に落として考える方法は、

子どもたちにはとても分かりやすく、

ゲームのようにして答えても楽しいようです。

でなくても、妖怪などに例えても面白いかもしれませんね。

 

みんなが楽しくすごせる、ことば自然に使えるようになると、

とってもステキですよね!

 

どうでしたか?

ぜひ、お子さまと一緒に楽しんでやってみてください。

また明日もお楽しみに!

           
           

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